確定拠出年金 ニッセイ利率保証年金(10年保証プラス/日々設定)ってどうよ?→いいと思いますよ! [確定拠出年金(DC)]
確定拠出年金の運用について。
先日、会社の先輩(50代半ば)から、「ニッセイ利率保証年金(10年保証プラス/日々設定)にまるっと全部ぶっこんだ。もう増えなくていい。元本保証が大事だから。どうよ?」と言われまして。
「へー、いいと思いますよ」と生返事しました。なんせ、個人的に眼中になかったもので、よくわかりません。
生返事になってしまったのを申し訳なく思い、あとでちょろっと調べました。
そいで、ボクが理解したところによりますと、
って感じの商品。
(正確には、日本生命保険相互会社のサイト等の参照をお願いします。)
ふーん。
「日々設定」っていうから、なんか購入側にメリットでもありそうに思いましたが、そうではなさそうですね。
要するに、「積立開始したタイミングで利率が決まるんだけど、国債の金利は日々変動しているんで、この商品の金利も日々変動しているんだよ」って意味での「日々設定」なのかな?
なんか、ミスリードを誘う文句だなぁ。。
まあ、それはいいとして。
利率は「0.086%」ですって。(2020年1月10日現在)
低っ。
ボクがメインで使っている楽天銀行の普通預金の利率が0.10%ですからね。低いですよ。
※預金の利子には20.315%の税金がかかるので、預金0.10%の利率でも実際に受け取れる利息は0.079685%です。
増えなくていいとおっしゃるのは何となくわかります。
50代半ばなら、元手が相当大きくなっているでしょうから。
30年も前から、確定「給付」年金として育ててきたお金に加え、「補填金」が相当出ているはずです。
「補填」というのは、「終身年金じゃなくなっちゃうの。ゴメン。ちょっと色付けとくから許してね。」って意味の補填です。
ボクもけっこうな額の補填金をもらっていますが、この補填金、年齢が上なほど割増率が上がっているんです。
この先輩の場合、合計で2,500万円ぐらいの元手(制度移換金)になっているんじゃなかろうかと推測します。
で。
2,500万円の元金で、利率が年0.086%。
1年で21,500円、10年複利で215,833円。
10年で利息は21万5千円です。
高いのか安いのか。
これは当人が判断することなので、何とも言えません。。
「もう増えなくていい」とおっしゃるのだから、それでいいのでしょう。
加えて、先輩の「確定拠出年金以外の資産」がどうなっているのか、ボクは知りません。
DCでないところで積極運用していて、それゆえに「DCは安全資産として持つ」というのであれば、それはとても良いことだと思います。
なので、「いいと思いますよ」というボクのコメントもあながち間違っていなかったと思うんです。
注意すべきは、「元本割れ」が起こり得るということ。
説明書きにもちゃんと「預替え(スイッチング)による解約時等の場合には、解約控除(市場価格調整)が適用され、市場金利水準によっては元本割れが生じるおそれがあります。」と書いてあります。
まあ、途中解約しないのであれば問題ないんでしょうけれど。
年齢50代半ばだと、積立期間があと5年ほどです。
「5年しかない」と思うか、「5年もある」と思うか、個人の考えかた次第ですね。
そもそも、「積立の終了」は「運用の終了」とイコールではないことにも注意したいところです。
「運用」は死ぬまで続けられますもんね。
ボクは、少なくとも60歳までは、多少のリスクを負いながら運用しますよ。
具体的な出口戦略はまだ練っていませんが、安定資産へのスイッチは、60歳過ぎてから10年ぐらいかけて、タイミングを見計らいながらやっていきたいと思っています。
それにしても、元本が大きいと、評価損益が日々大きく動いて若干ビビります。
評価損益の額が1日で5万円ぐらい平気で上下します。
現在、評価益21万6千円ですって。
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先日、会社の先輩(50代半ば)から、「ニッセイ利率保証年金(10年保証プラス/日々設定)にまるっと全部ぶっこんだ。もう増えなくていい。元本保証が大事だから。どうよ?」と言われまして。
「へー、いいと思いますよ」と生返事しました。なんせ、個人的に眼中になかったもので、よくわかりません。
生返事になってしまったのを申し訳なく思い、あとでちょろっと調べました。
そいで、ボクが理解したところによりますと、
- 10年間の利率を保証する
- 10年満期後、新たな利率を設定し、それをまた10年間保証する
- 保証利率は、市場金利水準に応じて決まる
って感じの商品。
(正確には、日本生命保険相互会社のサイト等の参照をお願いします。)
ふーん。
「日々設定」っていうから、なんか購入側にメリットでもありそうに思いましたが、そうではなさそうですね。
要するに、「積立開始したタイミングで利率が決まるんだけど、国債の金利は日々変動しているんで、この商品の金利も日々変動しているんだよ」って意味での「日々設定」なのかな?
なんか、ミスリードを誘う文句だなぁ。。
まあ、それはいいとして。
利率は「0.086%」ですって。(2020年1月10日現在)
低っ。
ボクがメインで使っている楽天銀行の普通預金の利率が0.10%ですからね。低いですよ。
※預金の利子には20.315%の税金がかかるので、預金0.10%の利率でも実際に受け取れる利息は0.079685%です。
増えなくていいとおっしゃるのは何となくわかります。
50代半ばなら、元手が相当大きくなっているでしょうから。
30年も前から、確定「給付」年金として育ててきたお金に加え、「補填金」が相当出ているはずです。
「補填」というのは、「終身年金じゃなくなっちゃうの。ゴメン。ちょっと色付けとくから許してね。」って意味の補填です。
ボクもけっこうな額の補填金をもらっていますが、この補填金、年齢が上なほど割増率が上がっているんです。
この先輩の場合、合計で2,500万円ぐらいの元手(制度移換金)になっているんじゃなかろうかと推測します。
で。
2,500万円の元金で、利率が年0.086%。
1年で21,500円、10年複利で215,833円。
10年で利息は21万5千円です。
高いのか安いのか。
これは当人が判断することなので、何とも言えません。。
「もう増えなくていい」とおっしゃるのだから、それでいいのでしょう。
加えて、先輩の「確定拠出年金以外の資産」がどうなっているのか、ボクは知りません。
DCでないところで積極運用していて、それゆえに「DCは安全資産として持つ」というのであれば、それはとても良いことだと思います。
なので、「いいと思いますよ」というボクのコメントもあながち間違っていなかったと思うんです。
注意すべきは、「元本割れ」が起こり得るということ。
説明書きにもちゃんと「預替え(スイッチング)による解約時等の場合には、解約控除(市場価格調整)が適用され、市場金利水準によっては元本割れが生じるおそれがあります。」と書いてあります。
まあ、途中解約しないのであれば問題ないんでしょうけれど。
年齢50代半ばだと、積立期間があと5年ほどです。
「5年しかない」と思うか、「5年もある」と思うか、個人の考えかた次第ですね。
そもそも、「積立の終了」は「運用の終了」とイコールではないことにも注意したいところです。
「運用」は死ぬまで続けられますもんね。
ボクは、少なくとも60歳までは、多少のリスクを負いながら運用しますよ。
具体的な出口戦略はまだ練っていませんが、安定資産へのスイッチは、60歳過ぎてから10年ぐらいかけて、タイミングを見計らいながらやっていきたいと思っています。
それにしても、元本が大きいと、評価損益が日々大きく動いて若干ビビります。
評価損益の額が1日で5万円ぐらい平気で上下します。
現在、評価益21万6千円ですって。
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